マンダラエンディングノートのワークショップを受けて ~感想~

こんにちは。小さな癒し処 Aimerです。

先週の日曜日に、

『マンダラエンディングノート・ワークショップ』

を行いました。

(当初の開催場所から急遽、我が家の『小さな癒し処 Aimer

沼津教室』に変更となりました。)

講師の中川季子さんのご指導のもと、マンダラエンディングノートを

全ページを埋めるという、壮大かつディープなワークショップで、

所々休憩を挟みながらゆっくり取り組んでいきました。

マンダラエンディングノートの書く内容としては、

生前の自分についてのことから、

もし病気や介護になった時のこと、

そして自分のエンディングについてなどです。

残された人の立場から書くページもあり、

中々濃い内容となっています。


人生のエンディングについて考えるとき、

『そんな縁起でもない』と後ろ向きに考える人、

『どんなお葬式にするかとかお墓のこととかは

その時になってみないとわからない』という成り行き派、

『自分が死んでからのことは、残された人にお任せするつもり』

のお任せ派、

『私が死んだらホテルに部屋をとって、お世話になった人を大勢呼んで

パーティしてもらう。遺影はこれ、着せてもらう服はこれ。』

と結婚式をするみたいに前向きに楽しむ人など、

ご自身のエンディングについての考え方は人それぞれです。


どれが正解でどれが間違っているというのはありません。


ただ、エンディングノートを書く時の心構えとして、

『人様に迷惑をかけたくない』という気持ちをまず置いといて、

『ご自身の正直な気持ちを大事にして書く』ことが大事だそうです。


1人の人間の人生最期の時、周りの人の迷惑や気苦労を考えてしまうと

病気や介護のことも、お葬式やお墓のことも、他人の判断に委ねてしまい

本当の意味で『最高の最期』を迎えることができないのではないかと思います。


痩せ我慢をして、自分の意に沿わない医療や介護、

お葬式や埋葬をしてもらうよりも、ちゃんと自分の意思を表明して

納得のいくステキなエンディングを迎えられたら嬉しいですね。


ご自身の正直な気持ちをエンディングノートに書いたからといって、

必ずしもそれが実現するかはわかりませんが、

ご自身の尊厳や気持ちを大事にしてもらい、人生最期の時を

最高のものにすることは可能です。


今日書いたエンディングノートの内容を、ご家族の人にも確認してもらい、

もしもの時、自分はこんなふうにしてもらいたいと

ご家族に知っておいていただくのもいい機会ではないかと思います。

このエンディングノートのワークショップの中で、

私が一番印象に残っているのは、『葬儀を行う意義』について。


例えば、普段中々お会いする機会がない古い友人が、ある時

風の便りに亡くなったと聞いた時・・・

お葬式に出席し、その友人の亡骸に手を合わせ、ご冥福を祈る

という機会を失うと、その友人の『死』に対する自分の気持ちの

持っていきどころがない・・・


本当に亡くなられたの?

どんな最期でした?

最後にお会いしたのはいつだったかしら?

風の便りに聞いただけだから、本当はまだ生きているのでは・・・?


きっとそんな思いでいっぱいになると思います。


だからお葬式は、

亡くなられた方をお見送りするためのものではありますが、

残された人のために、亡くなられた方の死をきちんと認識し、

気持ちの整理をするためのものではないか

と、講師の中川さんが仰っていました。


今は昔と違って、お葬式や埋葬の形が随分変わってきました。

お葬式をやらず、お別れの会だけを行う人、

家族葬でこじんまり行い、お香典はいただかないという人。

生前に献体を希望していたので、親しい人が亡骸と対面できない場合もあります。

埋葬についても、自然葬や樹木葬など、新しい埋葬のスタイルがあります。


どれを選択するかはご自身の希望に添える形でいいと思います。


ただ、残された人の気持ちとしては、ちゃんとした『お別れの場』

あった方がいいのでは・・・

ということです。


私は、自分の葬式について、ごく一部の親しい人と家族のみで

こじんまり行ってほしいと考えていました。

しかし、今回のワークショップを受けて、

残された人の立場から考えると、ちゃんとしたお葬式、

もしくはお別れの会などを行った方がいいのかもしれない・・・

と、少し考えさせられました。


このワークショップを終えて、私が思ったことは、

自分の最高のエンディングを考える機会を与えてくださった

講師の中川さんに感謝するとともに、

人生のエンディングのみならず、

今この一瞬一瞬を最上級の喜びと幸せに満ちたものにしよう

と決意し、意図できたことが大きな収穫でした。


私が実際に何歳まで生きるかはわかりませんが、

エンディングを迎えるその日まで、

自分の人生を最上級の喜びと幸せで満たしながら、

目の前の人と仕事を大切にし、

好きなことをし、

生きたい場所へ行き、

学びたいことを学び、

よく食べ、よく遊び、よく眠って、

『最高の人生だった』と締めくくれる・・・

そんなエンディングを迎えることができたらな・・・ではなく!

そういうエンディングを迎えられると確信しました。


普段何となく惰性で生きていて、いざ『その時』になって後悔するよりも、

自分が最期の時を迎えるまで、

どのように生き、

どのような最期を迎え、

どのように見送られるか。

自分の気持ちにきちんと向き合って生きていくと、

この先、1年、5年、10年と時が経つほどに

大きな違いが出てくると思います。


マンダラエンディングノートは、ご自身の介護や葬儀、

遺産相続などを考えるきっかけになりますが、

今現在をどのように過ごしていくか、

どのように過ごしていけば後悔のないエンディングを迎えられるか

を考えるきっかけにもなります。


もし、マンダラエンディングノートのワークショップを受けてみたい、

どんなワークショップなのか知りたいとういう方は、

講師の中川季子さんのホームページをご覧くださいね。


講師の中川さんの本拠地、鎌倉でのワークショップも可能ですし、

ご希望があれば、我が家の『小さな癒し処 Aimer沼津教室』でも

ワークショップの開催が可能です。(こちらは猫スタッフ付です(^^) ) 

ご自身の人生を最高のものにする

『マンダラエンディングノート・ワークショップ』

ピンときた方は、ぜひ一度、ご参加くださいね。


最後になりましたが、講師の中川季子さんに、心から感謝いたします。

ありがとうございました。


※ブログ内のワークショップの写真は、

 講師の中川季子さんが撮影ものをお借りしております。

小さな癒し処 Aimer

静岡県静岡市を中心に、ハーブ各種講座・アンシェントメモリーオイル リーディング講座・Aimer認定アロマ・デザイナー 資格取得 講座、アンシェントメモリーオイル リーディングセッション等を行っています。